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のんびり中国茶生活と陶芸の日々
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経堂にあるChina Tea茶泉で、小茶會がありました♪

こちらは普段は中国茶茶葉販売と喫茶のお店です。
今回は店舗内で常滑急須作家の伊藤雅風さんの作品展をし、それに伴い中国茶会を開催したそうです。
使う茶器はもちろん伊藤雅風さんの作品!
淹れてくださったのは臺湾清香泡茶師の方で、何度かお茶会に参加したことがあるのですが、とても明るく話しやすい方です*^^*


【梨山烏龍茶(2013年冬茶)】

(上の写真です)
梨山烏龍茶とは、台湾の海抜2000mを越える梨山が産地の茶葉です。
標高が高いため生産量が少なく、収穫は年に2回。

クルクルっとした茶葉が可愛いいのですが、お湯を注ぐと大きく立派な茶葉が!
爽やかで特徴的な香りがし、一煎目は特に華やかな甘い香りに包まれます。
二煎目、三煎目と段々とこのお茶が持つ本来の味を楽しみました。
水色は黄色が強いですね。透明感の高い黄金色です。
最近は岩茶ばかり飲んでいたので、その鮮やかな黄色にハッとしてしまいました(笑)

 



【古式凍頂烏龍茶・龍眼炭焙煎】

龍眼の炭で焙煎した、伝統的な製法で作られた凍頂烏龍茶です。
ちなみに龍眼とは中国南部から東南アジア原産の常緑樹で、果実はライチに似た印象です。漢方や薬膳にも使われています。
日本では沖縄の一部地域でも栽培されるようです。

お茶の味は甘く、複雑なまろやかさを感じました。
茶海の残り香はお茶の甘くまろやかな味とは一転、スモーキーな香りがとても印象的でした。
このスモーキーさは龍眼焙煎の特徴なのでしょうか?
うーんなんて深みのある甘さ…美味しいなぁ~!(´▽`*)



お店のマスターもおおらかで素敵な方でした。
普段あまり来ない地域なのですが、近くに来たら寄らせていただこうと思います*^^*



China Tea 茶泉(経堂)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/index.html

常滑急須作家 伊藤雅風作品展~中国茶との出会い~
http://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/sub8.html




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紅葉の彩る、プライベートなお茶会に行ってきました!(*´∇`)

☆ティーリスト☆
1席目…碧潭飄雪(四川省、2013年春)
2席目…佛手(台湾、2012年冬)
3席目…観音紅(福建省、2013年秋)


 

【1席目】
碧潭飄雪という四川省のジャスミン茶をいただきました。
ジャスミン茶というと福建省の緑茶…とイメージしてしまいますが、今回は四川省の緑茶ベースです!
四川省の緑茶ベースだと、一般的に高級茶葉に使用されるそうです。
まず始めにふんわりと香るジャスミンがとても上品で、その後すぐ喉を通った緑茶の清々しい味わいが感じられます。



桃の絵柄の小さな蓋碗でいただきました。

これ、すごく良いアイディアだと思います!優しい香りを逃がさないので^^
蓋碗自体の絵柄も素晴らしく、大きな桃が粉彩技法で丁寧に描かれています。
粉彩、めっちゃ難しいんですよ…手間の掛かり方がまるで違う。
葉の部分の上絵付けの緑色もとても透明感があり美しいです。
うわ~これ欲しいなぁ~~(>_<)笑

九谷焼の小皿も秋らしい色合いでした♪




【2席目】
2席目はまさに佛手祭り!
お茶も蓋碗も茶杯も茶托も飾りも、ぜ~んぶ佛手でコーディネートされていました。
すごい、佛手コレクターです(笑)
茶葉はほのかに爽やかな柑橘系の香りがし、飲みやすい芳醇な味わいをしていました。
喉にひっかかる感じは一切なし!



こちらの蓋碗も素晴らしいです!

絵柄は佛手柑と…ブドウでしょうか?ザクロかな…?
佛手柑とは、インド東北部原産の柑橘類です。シトロンの仲間みたいです。
果実が指のように分かれて「仏の手」に似ていることからこの名前が付いたそうです。

佛手柑の凸凹を表現するために、絵柄のさらに上に粒々をひとつひとつ筆で描いています。
細い筆で一粒ずつ絵の具をのせていくのです。
さらにブドウ(?)の葉の部分は下絵付けで描かれ、葉脈は針で削りことで表現しています。
過剰装飾すぎず、上品なとても丁寧な仕事です。



【3席目】
観音紅は鉄観音の紅茶です。
口当たりがまろやかで、後味が甘く、鉄観音の青臭さは感じません。
しかし優しいだけじゃない、シッカリとした「芯」を感じたので、そこはやはり鉄観音先輩の影響ですね(笑)
先日yuyu先生のところでも飲んだので、やはり万人受けする茶葉としてちょっとしたブームが来そうです^^
お茶請けの虎屋のマカロンも、あんこのペーストとマカロン素地の甘すぎず、とても美味しかったです!

茶杯は景徳鎮産のもので、大きめの茶杯に描かれた淡い菊の絵柄が、まろやかな口当たりにマッチしていました。
竹細工の茶盤もとても素敵でした~!欲しいなぁ…(物欲の塊)



お茶席に参加されたみなさんとの楽しいお話についついお茶が進み、お腹いっぱいになってしまいました(笑)
窓から見える庭園の紅葉がお茶会にさらに華やかさを足していました♪
心も体もお腹も、充実感いっぱいです!

また一つ、素敵な茶縁に感謝です*^^*♪



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yu:yu先生のお茶会に行ってきました!


中国茶の先輩から教えていただいた先生です。
ご縁があってから数ヶ月が経ってしまいましたが、本日初めてお茶会に参加しました♪


とても明るく楽しい先生で、本日のお茶についてはもちろん、お菓子のこと、骨董のこと、旅行のこと、そして家電についてまで(笑)、始終笑いっぱなしの楽しいお茶会でした(*^▽^*)

そして…先生の情報量に私の頭が付いていかない!(笑)
先生、もういっそ録音しても良いですか…!?(笑)





本日のお茶3種


【1種目「鉄観音」】

福建省安溪県の2013年秋茶(新茶)です。
華やかな香りと黄緑の鮮やかさがとても印象的で、超美味でした…!!
鉄観音の中でもさらに良い観音王、もっと言うと極品観音王で良いんじゃないか、と先生がおっしゃるくらいのお茶です。
う、うまいしか言えねぇ…もう何も言えねぇっす…!!!


【2種目「観音紅」】

2013年秋茶、福建省安溪県大坪の鉄観音の紅茶です。
程ほどのグレードの鉄観音を発酵し紅茶にしたもので、甘く軽やかな味わいでした。
これは万人受けする、すごーく飲みやすい印象!


【3種目「矮脚烏龍(アイジャオウーロン)」】

福建省安溪県大坪の2013年冬茶で、岩茶方式(加熱発酵)で作られたものです。
焙煎が強く、岩茶やハードなほうじ茶が好きな方が好きになる印象のお茶でした。
矮脚…アイジャオ…聞き慣れない名前ですし、字の印象的にあまり良いイメージが湧きませんが(笑)
そう、日本語の意味だと「短足ウーロン」となります(笑)
茶葉が短いから…はたまたこの品種の樹の高さが50cmほどしか伸びないから…など、ちょっと調べて見ました。
…が定義がハッキリしません。まぁそういう感じらしいです!よーしOK!




先生の手作りお菓子。

本日は安納芋を使ったスイートポテトパイでした!
しっとり滑らかなスイートポテトにサクサクのパイ生地が絶品!
お茶との愛称も抜群です*^^*


お茶もお菓子も雰囲気も、大大満足なお茶会でした!
できれば毎月通いたい、、、でも来月は忘年会シーズンでお財布キッツキツで行けない…!(涙)

稼ぎます!働け~自分!(>_<)


PRIVATE TEA SALON yu:yu
http://plaza.rakuten.co.jp/shanghaikomachi/

以前All Aboutでも取り上げられてます。
http://allabout.co.jp/gm/gc/218732/




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プロフィール
HN:
む~
性別:
女性
職業:
フリーな人
趣味:
中国茶、絵を描く、陶芸、漢方、中国語
自己紹介:
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業

卒業後、勢い余って陶磁器の街・中国景徳鎮までいっちゃいました。
帰国後はのんびり中国茶生活を楽しんでる今日この頃。

工芸品に目がないです。

最近中国語の勉強と漢方の勉強を始めました。
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