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のんびり中国茶生活と陶芸の日々
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引き続き、中国紅茶強化期間!

鳳慶雲南金毫ときまして…本日は高山紅茶を飲んで飲みました♪

この高山紅茶は雲南省南部が産地で、小梅茶荘さんで購入した物です。
小梅茶荘さんの過去のブログをチェックしますと「高山烏龍紅茶」とも書いてありました。
…とすると、烏龍系の品種から作られているのかしら?
どんな味がするのか楽しみです^^




赤黒っぽい色の、少し大きめな葉が多い印象です。
茎も入ってますね。


お湯を注いだ後はこんな感じです。
赤みが増し、紅茶の茶葉の雰囲気になりました。


6g・100℃・30秒で淹れました。

水色はオレンジが強い褐色です。透明度が高くてキレイ!

花とも柑橘とも思える華やかな香りがふわり。
口に含むと、ほのかな渋みを感じます。
心地よい渋みなので飲みやすく、その後口に残るのはまろやかな甘みです。

甘さの度合いで比べると…
鳳慶 > 高山紅茶 > 雲南金毫 です。

鳳慶よりは甘くないですが、渋みとのバランスは雲南金毫より万人向け…という感じでしょうか。
うん、好き!(笑)

心持ちお湯の温度を下げて淹れたら、より柔らかな口当たりになりました。


この渋みは冷茶にしたら良さそうです*^^*
よりサッパリと爽やかにお茶が美味しくいただけそう♪




小梅茶荘
http://teachina.exblog.jp/



【以前の記事、中国茶・紅茶】

鳳慶

雲南金毫




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勝手に中国紅茶強化期間!(笑)

…ということで、本日は雲南金毫を飲んでみました♪
前回の鳳慶の味を忘れないうちに、作戦です(笑)

雲南は今大変なことになってますね。。。心配です(>_<)


雲南金毫は、別名は「「[シ眞]紅(てんこう)」と言います。
(文字化け防止のため、このような表記にさせていただきます)

[シ眞]とは雲南省の古称です。
つまり「[シ眞]紅はザックリ言うと「雲南省で作られる紅茶」の総称。
雲南省の西部から南部の高地で生産されています。

品種はアッサム種に近い雲南大葉種です。
その葉を時間と手間をかけて丁寧に仕上げるため、雲南工夫紅茶とも呼ばれます。
20世紀になって作られるようになった、まだまだ新しいお茶なんです。

ちなみにこの茶葉は明前摘みとのこと。
明前とは、4月5日頃の清明節より前に収穫されたと言う意味です。



金毫(ゴールデンチップ)とは葉っぱに生えている細かい産毛のこと。
産毛は新芽・若葉の印で、産毛が取れないように手摘みされ、より高級な証でもあります。

雲南金毫という名前だけあって、金色の美しい産毛がビッシリ!
茶葉がしっかりとした工夫紅茶です。

う~ん…しかし黄色い!
とても紅茶の茶葉とは思えない見た目です(笑)




煎茶後はこんな感じに。
ちゃんと茶色くなりました(笑)




6g・100℃・30秒で淹れました。

茶葉の印象からは逆の、水色はオレンジみの褐色です!

フレッシュな紅茶の香りが魅力的です。
味は青さを感じる爽やかさとわずかな渋みを感じます。
これは少し個性を感じますね~。
スッとした柑橘系の甘みはありますが、口に強く残るというよりはもっと奥の方、鼻にふんわり残る印象です。

2煎目以降、少しお湯の温度を下げて淹れてみました。
95℃…よりちょっと低いかな。
渋さが若干減り、私はこちらの方が好みでした*^^*

雲南金毫(「[シ眞]紅)は、茶葉に含まれるフェノール類やアルカロイドの量が、中国産茶葉の中で一番多量だというデータがあるそうです。
その為、抗酸化作用が高くアンチエイジングにも期待大ですね。


ミルクティーでも美味しくいただけるそうなので、今度買ったら試してみようと思います♪




小梅茶荘
http://teachina.exblog.jp/




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ホッと一息、中国茶タイム*^^*

あり合わせの器をなんとか茶盤にしてます、すみません(笑)
手前にある茶壺は新入りです。
先日茶泉さんで開催された台湾茶のお茶会で出会えた茶壺。


常滑の若手急須作家・伊藤雅風さんの作品です。


伊藤雅風さんは、昔ながらの「本朱泥」の土作りに特にこだわっている若手作家さんです。
東京での個展は初めてだったそうです!
貴重な機会に巡り会えました♪

朱泥とは、鉄分を多く含んだ粘土で作った釉薬のかかっていない陶器のことです。
焼成後は朱茶色や黒紫色になります。
(ちなみに写真の茶壺は、朱泥に酸化マンガンを加えているため焼成後の色が黄色になっています。)

常滑では朱泥の茶器は、江戸末期頃から制作されている代表的な存在です。
しかし最近の朱泥は、粘土にガラス成分の長石とベンガラを混合した人工的なもの原料が主流となっています。

伊藤雅風さんは、昔ながらの製法にこだわりをもって作陶しています。
上記の人工的に作られた粘土ではなく、天然の朱泥・「本朱泥」で作品を作っているそうです。

つまり原料の土は山から掘ってくる!
そして土が粘土になるまでひたすら漉す!練る!
とんでもない職人魂!!!(笑)

その為、粘土を作るだけでも半年程かかるそうで…
ひえ~!
半端無くストイックな方です(@_@;)


でもその1つ1つのこだわりの仕事がにじみ出ています。

だって一目惚れしちゃったもん!茶壺に(笑)



また東京で個展してくれないかな~(>_<)



2014年6月4日訂正
伊藤雅風さんの黄土はマンガンを使用していないとのことです。


【伊藤雅風 陶歴】

1988年 愛知県常滑市に生まれる
2007年 常滑高等学校セラミック科卒業
2009年 村越風月氏に師事
      第54回常滑市美術展 入賞
2010年 第24回日本煎茶工芸展 入選
2011年 名古屋造形大学産業・工芸コース卒業
      第42回東海伝統工芸展 入選
      第25回日本煎茶工芸展 入選
      第56回常滑市美術展 教育委員会賞受賞
      東京・銀座にてグループ展「無名展」
      常滑市民俗資料館「常滑の名工急須への挑戦」展
2012年 独立
      第43回東海伝統工芸展 入選
      第26回日本煎茶工芸展 入選
2013年 常滑焼物散歩道「morrina」にて「急須とお茶のある暮らし展」
      「伊藤雅風茶陶展」


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プロフィール
HN:
む~
性別:
女性
職業:
フリーな人
趣味:
中国茶、絵を描く、陶芸、漢方、中国語
自己紹介:
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業

卒業後、勢い余って陶磁器の街・中国景徳鎮までいっちゃいました。
帰国後はのんびり中国茶生活を楽しんでる今日この頃。

工芸品に目がないです。

最近中国語の勉強と漢方の勉強を始めました。
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