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のんびり中国茶生活と陶芸の日々
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紅葉の彩る、プライベートなお茶会に行ってきました!(*´∇`)

☆ティーリスト☆
1席目…碧潭飄雪(四川省、2013年春)
2席目…佛手(台湾、2012年冬)
3席目…観音紅(福建省、2013年秋)


 

【1席目】
碧潭飄雪という四川省のジャスミン茶をいただきました。
ジャスミン茶というと福建省の緑茶…とイメージしてしまいますが、今回は四川省の緑茶ベースです!
四川省の緑茶ベースだと、一般的に高級茶葉に使用されるそうです。
まず始めにふんわりと香るジャスミンがとても上品で、その後すぐ喉を通った緑茶の清々しい味わいが感じられます。



桃の絵柄の小さな蓋碗でいただきました。

これ、すごく良いアイディアだと思います!優しい香りを逃がさないので^^
蓋碗自体の絵柄も素晴らしく、大きな桃が粉彩技法で丁寧に描かれています。
粉彩、めっちゃ難しいんですよ…手間の掛かり方がまるで違う。
葉の部分の上絵付けの緑色もとても透明感があり美しいです。
うわ~これ欲しいなぁ~~(>_<)笑

九谷焼の小皿も秋らしい色合いでした♪




【2席目】
2席目はまさに佛手祭り!
お茶も蓋碗も茶杯も茶托も飾りも、ぜ~んぶ佛手でコーディネートされていました。
すごい、佛手コレクターです(笑)
茶葉はほのかに爽やかな柑橘系の香りがし、飲みやすい芳醇な味わいをしていました。
喉にひっかかる感じは一切なし!



こちらの蓋碗も素晴らしいです!

絵柄は佛手柑と…ブドウでしょうか?ザクロかな…?
佛手柑とは、インド東北部原産の柑橘類です。シトロンの仲間みたいです。
果実が指のように分かれて「仏の手」に似ていることからこの名前が付いたそうです。

佛手柑の凸凹を表現するために、絵柄のさらに上に粒々をひとつひとつ筆で描いています。
細い筆で一粒ずつ絵の具をのせていくのです。
さらにブドウ(?)の葉の部分は下絵付けで描かれ、葉脈は針で削りことで表現しています。
過剰装飾すぎず、上品なとても丁寧な仕事です。



【3席目】
観音紅は鉄観音の紅茶です。
口当たりがまろやかで、後味が甘く、鉄観音の青臭さは感じません。
しかし優しいだけじゃない、シッカリとした「芯」を感じたので、そこはやはり鉄観音先輩の影響ですね(笑)
先日yuyu先生のところでも飲んだので、やはり万人受けする茶葉としてちょっとしたブームが来そうです^^
お茶請けの虎屋のマカロンも、あんこのペーストとマカロン素地の甘すぎず、とても美味しかったです!

茶杯は景徳鎮産のもので、大きめの茶杯に描かれた淡い菊の絵柄が、まろやかな口当たりにマッチしていました。
竹細工の茶盤もとても素敵でした~!欲しいなぁ…(物欲の塊)



お茶席に参加されたみなさんとの楽しいお話についついお茶が進み、お腹いっぱいになってしまいました(笑)
窓から見える庭園の紅葉がお茶会にさらに華やかさを足していました♪
心も体もお腹も、充実感いっぱいです!

また一つ、素敵な茶縁に感謝です*^^*♪



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プロフィール
HN:
む~
性別:
女性
職業:
フリーな人
趣味:
中国茶、絵を描く、陶芸、漢方、中国語
自己紹介:
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業

卒業後、勢い余って陶磁器の街・中国景徳鎮までいっちゃいました。
帰国後はのんびり中国茶生活を楽しんでる今日この頃。

工芸品に目がないです。

最近中国語の勉強と漢方の勉強を始めました。
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