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のんびり中国茶生活と陶芸の日々
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勝手に中国紅茶強化期間!(笑)

…ということで、本日は雲南金毫を飲んでみました♪
前回の鳳慶の味を忘れないうちに、作戦です(笑)

雲南は今大変なことになってますね。。。心配です(>_<)


雲南金毫は、別名は「「[シ眞]紅(てんこう)」と言います。
(文字化け防止のため、このような表記にさせていただきます)

[シ眞]とは雲南省の古称です。
つまり「[シ眞]紅はザックリ言うと「雲南省で作られる紅茶」の総称。
雲南省の西部から南部の高地で生産されています。

品種はアッサム種に近い雲南大葉種です。
その葉を時間と手間をかけて丁寧に仕上げるため、雲南工夫紅茶とも呼ばれます。
20世紀になって作られるようになった、まだまだ新しいお茶なんです。

ちなみにこの茶葉は明前摘みとのこと。
明前とは、4月5日頃の清明節より前に収穫されたと言う意味です。



金毫(ゴールデンチップ)とは葉っぱに生えている細かい産毛のこと。
産毛は新芽・若葉の印で、産毛が取れないように手摘みされ、より高級な証でもあります。

雲南金毫という名前だけあって、金色の美しい産毛がビッシリ!
茶葉がしっかりとした工夫紅茶です。

う~ん…しかし黄色い!
とても紅茶の茶葉とは思えない見た目です(笑)




煎茶後はこんな感じに。
ちゃんと茶色くなりました(笑)




6g・100℃・30秒で淹れました。

茶葉の印象からは逆の、水色はオレンジみの褐色です!

フレッシュな紅茶の香りが魅力的です。
味は青さを感じる爽やかさとわずかな渋みを感じます。
これは少し個性を感じますね~。
スッとした柑橘系の甘みはありますが、口に強く残るというよりはもっと奥の方、鼻にふんわり残る印象です。

2煎目以降、少しお湯の温度を下げて淹れてみました。
95℃…よりちょっと低いかな。
渋さが若干減り、私はこちらの方が好みでした*^^*

雲南金毫(「[シ眞]紅)は、茶葉に含まれるフェノール類やアルカロイドの量が、中国産茶葉の中で一番多量だというデータがあるそうです。
その為、抗酸化作用が高くアンチエイジングにも期待大ですね。


ミルクティーでも美味しくいただけるそうなので、今度買ったら試してみようと思います♪




小梅茶荘
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本日は中国紅茶・鳳慶を飲んでみました♪

実は中国紅茶でちゃんと飲んだことがるのは祁門くらいでして…
あとはすごく遠い記憶にラプサン・スーチョン(正山小種)があります(笑)
中国紅茶は本当にひよっこです(>_<)

鳳慶とは、中国雲南省西部で作られた中国紅茶です。
ちなみに鳳慶は産地名で、雲南紅茶発祥の地だそうで^^

雲南省はプーアール茶の産地のイメージが強いですよね。
プーアール茶の原料となる雲南大葉種の種類に「鳳慶大葉種」というものがあります。
「産地名」がお茶の名前になったのか、それとも「原料名」がお茶の名前になったのか…
今度、小梅茶荘さんに行ったときに聞いてみよ~っと!




茶葉は赤みの差す黒、という感じです。
茶葉は小さめですね。

…というか、最近はもっぱら武夷岩茶ばかり見ていたので、すごく小さく感じます(笑)



お湯を注いだ後はこんな感じです。
大きさに若干のバラツキがありますが、大体同じくらいの大きさです。





7g・100℃・30秒で淹れました。

パッと透明感のある褐色に目がいきます。
アッサムのような強い色合いではなく、落ち着いた赤褐色です。

さてさて香りは……くんくん……ん?(´・ω・`)

…くんくんくん……んん~?(´・ω・`;)

…嗅いだことのない香りでなんと例えればいいのか!(笑)
う~ん、あえて例えるならば…木の香り?
こもったような香りなのですが、若干柑橘系のような香りもします。
大地を感じる(笑)

香りとは一転、味はまろやかな甘さでとても飲みやすいです!

最後にスーッとした柑橘系の爽やかさが残ります。
甘さもしつこくなく、塩みの利いたクラッカーやシンプルなサブレが合いそう*^^*
強い個性は無いので、その分飲み飽きない味です。
これは万人受けしますね~!
美味しい!

100℃のお湯を注ぎ、30~45秒で一煎、4~5煎まで楽しめるお茶です。


使い勝手の良さそうなお茶に出会えました♪


小梅茶荘
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小梅茶荘さんの武夷岩茶シリーズ!

四大岩茶のひとつ、水金亀を飲んでみました♪
ちなみに四大武夷岩茶は「大紅袍」、「白鶏冠」、「水金亀」、「鉄羅漢」の4つです*^^*

水金亀とは、福建省武夷山市の武夷山で取れる武夷岩茶のひとつです。
牛欄坑という岩から採れるのですが、元々は別の蘭谷岩に生えていたお茶という言い伝えが残っているそうです。
その昔茶樹が大雨で流されたとか何とか…。

名前の由来は…

茶樹が亀の甲羅の模様に似ているから。
茶樹の根回りが岩上の亀のように見えるから。
川沿いに生えた原木の姿が、黄金に輝く水面からまるで亀が覗いてるように見えたから。

等々、複数ございます。中国茶あるあるですね(笑)




茶葉はこんな感じです。
緑みを感じる発酵具合です。お湯を注いだら緑みがさらに強くなりました。



5g、熱湯10秒、一煎目は洗茶しました。

穏やかでスッと爽やかな香りがします。
う~ん、なんて丸みのある香りなんだ…!
味もふわりと包み込んでくれるような柔らかさ、甘さを感じます。

優しい。この言葉がピッタリの印象です。

もちろん岩茶らしい芯のある焙煎の味が土台にあるのですが、他の岩茶と比べると優しい味と香りが特徴ですね。
口に残る岩韻もしつこくなく、甘くまろやか。
爽やかで親しみやすい岩茶です。


何というか…縁側に佇んでひなたぼっこしている、近所の優しいおじいちゃんみたいなお茶です(笑)
たまにアメ玉とかくれる感じの(笑)





小梅茶荘
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【以前の記事はこちら】
四大武夷岩茶・大紅袍(小梅茶荘)



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プロフィール
HN:
む~
性別:
女性
職業:
フリーな人
趣味:
中国茶、絵を描く、陶芸、漢方、中国語
自己紹介:
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業

卒業後、勢い余って陶磁器の街・中国景徳鎮までいっちゃいました。
帰国後はのんびり中国茶生活を楽しんでる今日この頃。

工芸品に目がないです。

最近中国語の勉強と漢方の勉強を始めました。
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